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歯科業界の現状と課題

厚生労働省が開示した令和3年10月時点の「医療施設動態調査」によると、病院は8,205施設、一般診療所は104,292施設、歯科診療所は67,899施設と、歯科診療所が全体の約38%を占めていることが分かりました。
一般診療所とは患者19人以下の入院施設、または入院施設を有しない施設を含む全体数を指すため、単一科目である歯科診療所の67,899施設という数字がいかに多いかが分かります。
さらに驚くべきことには、この数はコンビニエンスストアよりも多いということです。
過去に実施されたコンビニエンスストア統計調査によると全国の店舗数は55,787件という結果で、歯科診療所よりも約12,000件下回る結果となっています。

一方で歯科業界では、人材不足や業務過多など多くの問題を抱えています。
その一因として少子高齢化による働き手の減少と、アナログでの管理方法があげられます。
歯科衛生士においては国家資格が必須であるなど他の職業よりも難しいことに加え、全国の平均年収が433万円とされるなか平均年収は386万円と低いため、なかなか人手が増えないのが現状です。それ故に求人率はなんと20倍(2022年時点)と言われており、人材を確保できても定着しづらい環境がつくられています。さらに産休育休や家庭の事情など、ライフステージの変化により離職した歯科衛生士の復職率も問題視されており、なかでも25歳から39歳の約66%が「結婚・出産・育児」を理由に職を離れています。一度職を離れると診療技術の面で不安を覚える人や、ライフスタイルに合わせた働き方を希望する人など、復職へのハードルが高まる傾向にあります。
また、院内オペレーションについても未だ紙の予約管理や問診票、サブカルテなど、アナログでの管理をしている診療所が多く、雑務に追われ業務過多になる傾向があります。このような状況に陥ると過度な残業や超過出勤に繋がることがあり、離職率や復職率低下の要因になる可能性も指摘されています。

歯科における国民の意識

口腔内の衛生環境はさまざまな全身疾患と関係していることがあらゆる学会で報告されており、今や歯科治療は全身の健康状態を維持するために欠かせないものへと変化しています。特に歯周病に関しては歯肉を通じて血管内に侵入し、全身性の炎症が引き起こされ、最終的に糖尿病、虚血性心疾患、動脈硬化、リウマチ、認知症などに繋がるとされています。
しかしながら、日本では口腔内の衛生環境とさまざまな全身疾患の関係性について認知度が低く、日本歯科医師会が全国の男女1万人を対象に実施した「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によると、半数以上が歯科医院で定期的な健診を受けていないという結果となりました。

これらの背景を受け、自民党が令和4年4月に「国民皆歯科健診実現プロジェクトチーム」を発足。日本全国民に対して毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」の導入が現在検討されています。

future

ストランザが目指す未来

日本人の口腔内の健康を向上させ、健康寿命の伸長に貢献する

ストランザは歯科業界のDXを促進し、医療従事者と患者との対話時間を生み出すことで、
より多くの人に口腔内と衛生環境の重要性を理解してもらうことが必要だと考えています。

strength

ストランザの強み

歯科医院、患者、テクノロジーが三位一体となった経営、組織能力、プロダクト開発力、サービス運営を強みとしています。

  • 歯科医院に特化

    システムの汎用的な機能を違う業種に横展開することなく歯科業界に特化した結果、市場参加者から信用と信頼を獲得。創業当時から歯科業界に特化しているため、歯科界でのブランド認知と会社としてのプレゼンスが高い。

  • 患者体験

    個別の診療の履歴、家族管理、歯科医院からの情報連携、物販の購入機能、来院から会計まで非接触対応、診療前後のコミュニケーションなど、パーソナライズ化されたデータを基により適切な診療体験を提供。治療および予防を続ける患者さんの利便性を高める。

  • テクノロジー

    業務支援、診療支援、経営支援の仕組みを実現。歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフ、患者視点から優れたUI/UXと圧倒的な開発スピードで競争優位を創出。競合企業が思いつかないような創造性豊かな企画力とともに、セキュリティレベルの高い情報管理の環境を提供。

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ストランザの提供価値

業務管理システムから始まった弊社は、経営分析や医療従事者と患者のコミュニケーションツール、
さらには診療領域での情報管理ツールにまで展開を広げ、歯科医院と国民が抱えている歯科に対するお悩みを解決へ導きます。

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業務効率化の推進

患者情報を一元管理することにより、煩わしい書類の出し入れや受け渡し時間、このほかにも多くの人手を割いていた時間が短縮され、業務の無駄を改善します。これにより労働時間の短縮と働きやすい環境が構築され、スタッフの離職率の減少や復職率の増加へと繋がります。また、あらゆる情報をIT化することで歯科医院内における改善すべき経営課題を導出します。

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コミュニケーションの促進

業務の効率化で生まれた時間を患者との対話時間に割いたり、ストランザが提供する診察券アプリを通して動画や写真を使い治療経過を共有したりと、医療従事者と患者のコミュニケーションを促進します。患者との交流時間を設けることで、信頼関係の構築や歯科治療における重要性の認知度向上にも繋がります。

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多様な働き方の提案

これまでは歯科医院内で患者情報を管理していたため、何をするにも医院へ足を運ぶ必要がありました。しかしながらセキュリティが安全なクラウド上で管理をすることで、場所を問わずリアルタイムで患者情報にアクセスすることが可能となります。その結果、リモート勤務や診療時間外での柔軟なシフト組み、さらには高齢化社会により需要の増えている訪問歯科において、iPad一台で過去の診療記録の確認や書き込みができるなど、多様な働き方を取り入れていただけます。